3歳児にじちーむ「くねくね曲がるよ、気をつけて!」

 保育園のシンボルツリーでもある、背の高いイチョウの木。

イチョウの葉が園庭のあちらこちらに落ち、

黄色のじゅうたんがとても綺麗な、

滋賀県湖南市 三雲くじら保育園ですキラキラ

 

さて今日は、外で遊ぶ子どもたちの様子をお伝えします。

何やら、子どもたちがひそひそと相談をしながら、

シャベルを取りに移動していました。

 

「ねぇねぇ、何が始まるの?」

と、保育者が聞くと、

 

「先生は、待ってて!!」

と、何やら急いでいる様子。

 

 

「ジャジャ~ン!!」

 

保育者の周りにはショベルで作った道が、沢山広がっていました。

 

「先生、これは迷路だよ!

 スタートはここで、こっちがゴール!

 ゴールまで行ける?はみ出ないようにね!」

 

と、遊び方や注意事項を保育者に伝える子どもたち。

 

「じゃあ、ゴール目指して、出発しま~す!」

と保育者が言うと、ニコニコ笑顔で保育者の横に立ち、

ゴールまで辿り着く様子を見守る子どもたち。

 

「ブッ、ブー!そこは、行き止まりで~す!」

「はみ出たら、だめで~す!」

「くねくね曲がりますよ」

「そこには、道がありませ~ん!気を付けて!」

 

 

 さっきまで無かったはずの道が、突然出現する。

急に、いきなり行き止まりになった。

など、歩き進めていくと、色々な変更もありましたが、

子どもたちならではの、遊びが広がる様子もありました。

 

今までは、保育者が遊びのルールや約束事を伝え、

確認をし合ってから、遊びが始まっていたのですが、

最近は、子どもたちが自分たちで遊び方や、ルールを考え、

それらを説明して、遊びを子どもたち自身が展開していく姿に、

嬉しい大きな成長を感じました。

 

今日は、保育者が子どもになった気分で、遊びに参加♪

 

広い園庭に、沢山の道を繋げた手作り迷路、

遊びの中で、数的な図形や感覚が芽生えていることを

発見した様子を、今日はお伝えしました。

 

遊びの中から生まれる、様々な学びに繋がっていく保育内容を

今後も子どもたちと一緒に体感し、

積み重ねていきたいと思っていますキラキラ